指で数えて曜日を当てる方法

What day of the week is it? For calendar calculating like savant syndrome.

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イントロダクション

はじめに

私は中学を登校拒否してその後ひきこもりました。そして約10年が過ぎた2002年のある日のことです。私は風邪気味で寝込んでいたのですが、ふと昔父から教わった指で数えて曜日を当てる方法について考えていました。それは与えられた西暦の日付に対し指で数えて曜日を求める方法のことで、左手の人差し指、中指、薬指にある関節で区切られた部分のうち7つに週の各曜日を当てはめて、各部を親指で押さえながら曜日が分かる日付から日付を数えていきます。“指カレンダー*1”などの名で知られる従来の方法は、1月1日の曜日を知っていることを条件に、同年内の日付に対し曜日を求めることができました。しかしその1月1日の曜日はカレンダーか何かで事前に調べておく必要があります。私は“サヴァン症候群*2”の人々をテレビなどで見て知っていたので、なんとかこの1月1日の曜日を求める方法がないかと考えました。始めは「20世紀中の(日付に対して)曜日が分かればいいなぁ」ぐらいに思っていたのですが、当初の予想を超えて20世紀はおろか21世紀だろうが、または19世紀だろうが何世紀だろうが分かってしまうような全く新しい方法を発見したのです。その時私はあまり驚かなかったのですが、その後何度も恐怖で震えることになります。
新しい方法は*3、西暦(グレゴリオ暦*4)1601年1月1日以降の任意の日付に対して、一定時間(約10秒)で曜日を回答できます。一定時間とはつまり与えられた日付に対しカウント回数が約30回の最大値を超えない*5ので、1秒で1カウントできるとして最悪30秒ぐらいしか掛からないという意味です。なお10秒*6とは平均回答時間の目安です。実際に使ってみると、数えるときに色々判断したり計算したりする必要があり、はじめはこれでかなり遅いはずです。しかし何度も同じ道を通っていると道順を覚えてしまうように、練習すれば次第に計算が記憶へシフトし、信じられないほど速くなります。また暗算も可能になります。私は新しい方法を練習し完全にマスターしました。今では1601年1月1日から11600年12月31日までの日付に対し3~4秒で曜日を回答できます*7。したがってこのように誰でもサヴァン症候群のカレンダー能力を獲得できると思います。とにかく物凄い能力なので皆さんもぜひ挑戦してください。きっと驚くと思います。

*1:呼び名については色々とある。また内容についても多種あるようだ。起源などについては不明。
*2:映画『レインマン』などで有名。自閉症などの障害がありながら、(おそらくは障害に起因する)天才的能力を示すこと。日付の曜日を当てるといったカレンダー能力の他に様々な能力がある。
*3:チュートリアルに採用したものとは異なる。その後の研究で生まれた様々なバリエーションの指カレンダーについてはアーカイブス参照。
*4:現在事実上の世界標準となった暦で、1582年10月15日から一部の国々が使い出した。あらかじめ決めた年に閏日を挿入することで、ある期間公転周期と暦の1年を平均で近づける。誤差は約3300年で1日。
*5:カウント回数は最大で32回だった。
*6:実験やカウント回数の平均が根拠で、あくまでだいたいの目安。カウント回数の平均(1601年1月1日から11600年12月31日まで)は約18.55回だった。
*7:デフォルトではなくカスタマイズしたものを使っている。上述のように新しい方法を何度も使い込むうちに自然な形で得られた。同様の高速の指カレンダーは、アーカイブスに収録している。